熊本県宇城市の高野山真言宗のお寺

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Q&A



Q.祈願や回向をしてもらう時だけではなく、ただお参りさせてもらうことは出来ますか?

A.月輪寺は祈願や回向をされる時だけではなく、いつでもどなたでも仏さまに手を合わせに来られることが出来る信仰の場にしたいと思っておりますので、祈願や回向を受けられない場合でも遠慮なくお参りにお越し下さい。

外の参拝所は朝7時頃から夕方5時頃までの間、お声をおかけ頂く必要もなくご自由にお参り頂けます。本堂内でのお参りは朝9時頃から夕方5時頃までで、参拝者用昇降口に設置しているチャイムか玄関チャイムを鳴らしてお声をおかけ下さい。




Q.仏教を信仰してみたいのですが、どのようにしたらよいのか分かりません。月輪寺さんで礼拝の仕方とかお経の読み方とかを教えてもらうことは出来ますか?

A.精神修養のためとか悩みや苦しみを克服するためなど理由は色々あると思いますが、仏教を信仰してみたいという気持ちをお持ちになることは大変良いことだと思います。

せっかくならば、自己流ではなく正しいやり方を身に付けて頂きたいと思いますので、仏さまを拝む際の心構えや手順、合掌の仕方、礼拝の仕方、お経やご真言の読み方、念珠の使い方など、一からお教えさせて頂きます。特にご予約は必要ありませんし、当然ながら指導料のようなものも必要ございません。一度お聞きになられても慣れるまではやり方が分からなくなることもあると思いますので、遠慮なく何度でもお尋ね下さい。





Q.永代供養や永代納骨は出来ますか?

A.申し訳ございませんが、当山では永代供養および永代納骨は承っておりません。






Q.仏教を信仰すれば幸せになれますか?

A.何が幸せか、それは人によって感じ方が違うのであえて「幸せになれる」とは言いません。ですが、仏教を信仰することで人生をより良いものにすることが出来るのは確かです。

そもそも、仏教とは何でしょうか。仏教というのは誰かが作った教えに従うものではありません。「この世界のありのままを知る」というのが仏教です。私たちは普段「自分」と「自分を取り巻く世界」を切り離し、「自分」を中心に物事を考えてしまいます。ですが、これでは「自分」と「自分を取り巻く世界」の間に壁が出来てしまい「この世界のありのままを知る」ことなど出来ませんし、このような状態では色々なことが思うようにいかないものです。

では、「この世界のありのままを知る」ことが出来る方というのはどういう方でしょう。それは、お釈迦さまや大日如来さまなどの仏さまたちです。仏教で信仰される仏さまたちというのは、世界を造った方たちなどではなく、あくまで「自分」と「自分を取り巻く世界」の間の壁を完全に取っ払い、「この世界のありのままを知った方たち」です。そして、「自分」という小さな存在へのこだわりを捨てて世界との壁を完全に取っ払われているので、仏さまたちは我々の想像もつかないような偉大な力をお持ちで、そのお力は世界の隅々まで及びます。

本当に不思議なものなのですが、仏さまを拝んでいるとそのお力がこちらに流れ込んできて、仏さまを拝んでいる我々も「自分」と「自分を取り巻く世界」の繋がりが強くなり、今まで気付かなかったことに気付けるようになったり、「自分を取り巻く世界」との関係が良くなり色んなことがスムーズにいくようになったりするのです。しかも、そのような良い影響は仏さまを拝んでいる自分だけでなく、自分の周りにも及ぼすことが出来るものなのです。

仏教の本来の目標は「自分」と「自分を取り巻く世界」との間の壁を完全に取っ払い「この世界のありのままを知る」ことが出来る「仏となる」ことなのですが、お坊さんではない方たちはそこまでいかなくても「人生をより良くする」ということでいいと思います。是非「自分だけは」ではなく、「みんなが笑顔でいられるように」という気持ちで仏さまに手を合わせて下さい。人生はきっとより良いものになることでしょう。